フリー素材 いらすとや より
最近Netflixでアニメどろろを見たので感想を書きます。
原作は「ブラックジャック」や「火の鳥」の作者、手塚治虫さんによる少年漫画で、
1967年(昭和42年)に連載開始と、かなり古い作品です。
アニメ自体は2019年にリメイクされたものを紹介します。
暴力シーンがあるのでグロ耐性がない方はちょっと見れないかもです。
どんな作品?
すごいざっくり言うと、こんな感じです。
なぜ百鬼丸は妖怪に自分の身体を取られているのでしょうか?
それは百鬼丸の父である醍醐の国の領主・醍醐景光が鬼神に領土の守護と権力を願ったからです。
鬼神たちはその願いの代わりに、生まれたばかりの百鬼丸から身体を奪っていきました。
それから時がたち、少年となった百鬼丸は妖怪を倒す旅に出たのです。
その旅でどろろと出会い、お互いに成長していきます。
①絵がきれい!かっこいい!!
漫画の原作を子供の頃読んだことがあるんですが、
絵の怖さと話の難しさで途中で読むのをやめてしまいました。
今思えばなんともないですが、当時は結構トラウマになった記憶があります。
しかしアニメは現代のアニメを見慣れた人でもすごく楽しめる
画力の高さ、綺麗さ、躍動感があります。
どろろを知らなくても必ず楽しめる作品だと言えます。
このアニメを見てから再度原作を読みなおしたいなと思うぐらい面白いです。
②秀逸な人間模様。細かな心情描写が面白い!!
鬼神を倒していくごとに身体の一部が戻ってきます。
それ自体はいいこと、百鬼丸にとって喜ばしいことです。
しかし醍醐の国にとってはそうではありません。
百鬼丸の身体と引き換えに領土の守護を鬼神と約束していますので、
鬼神が倒されていくにつれ確実に国が衰退していきます。
百鬼丸の弟・多宝丸は百鬼丸を
「醍醐の国を破滅に導く存在、醍醐の国にとっての鬼神」として殺そうとします。
百鬼丸は自分の取られたものを取り返すため、
多宝丸にとっては生まれ育った国を守るため、
どちらも正義を掲げたどちらも間違っていない戦いがものすごく熱いです。
③出てくる女の子が可愛い!!!
第5話、6話、19話に出てくる女の子が可愛いです。
とてもとても。
ただ5、6話は鬱回とも言えるので、メンタルに自信がない方は
ネットで軽く調べてから見ることをお勧めします。
おすすめポイントとして弱いかな?
④すべて見終わったらあなたも、どろろロス。
最後どろろと百鬼丸は別々の道をそれぞれ歩みます。
その結果、どうなったのか?
こうなったのかな?みたいな感じの演出はありますが、
どうなったかは正確にはわかりません。
あなたも見終わった後はネットで結末を調べてしまうと思います。
ちなみに自分は最後は百鬼丸はどろろのもとに帰ってきたと思います。
なんとなく。
そっちの方が嬉しい。
まとめ
とても面白いアニメです。
24話一気に見てしまうと思います。
オープニングもエンディング曲も作品にすごくあったかなりかっこいい
感じになってますのでそれも魅力ですよ!!